糖尿病・高血圧症・高脂血症などの生活習慣病と消化器系疾患を中心とした診療を行っております。

〒103-0002 東京都中央区日本橋馬喰町2-2-6 朝日生命須長ビル 2・3・4F

診察のご案内

看護部について

看護部は、糖尿病を代表する生活習慣病の特徴を十分理解し、患者さんが安心して通える医院を目指し努力しております。特に医院の基本理念である「質の高い医療を提供すること」「患者さん一人ひとりに心のこもった温かい対応をすること」「患者さんから学ぶ姿勢を貫くこと」を心におき、毎日の看護に努めております。

また、患者さんの一番身近な存在として寄り添う看護の姿勢をもち、患者さんがより良いコンディションで健やかに過ごしていただく「最高のサポーター」でありたいと思っております。どうぞお気軽に声をかけてください。

 

私たちの看護の特徴

すべて正看護師の有資格者で構成されています。
日本糖尿病療養指導士の有資格者が半数を超え専門性の高い看護を提供します。
生活習慣病の看護においては患者様の個別性を尊重し、それぞれに合った日常生活の改善ができるよう支援します。
食事療法の基本や運動療法の取り入れ方などの個別指導を行います。
医師・栄養士・薬剤師などとのチーム医療を実践しています。
糖尿病教室では「インスリンの知識と自己注射について」「フットケア」「さあ運動の時間です〜カラダをうごかしスッキリと〜」を担当し集団指導を行っています。
外来および入院にて、フットケアを実践しています。
優しく、親切、丁寧に、をモットーに患者様に接します。

 

フットケア相談室について

糖尿病と『足』の深い関係

糖尿病発症後コントロール不良の状態が続くと、特有な合併症が出現してきます。
足において、その合併症の1つである神経障害と、動脈硬化などによる血流障害が問題になり、さらに細菌や水虫などの感染に対する抵抗力が低下、さまざまなトラブルを引き起こしてしまいます。

神経障害があると…
  足がしびれたり、痛みを感じにくいなど感覚が鈍麻になり、進行すると全く感じなくなってしまうため、異常の発見が遅れます。
抵抗力が低下すると…
  傷が化膿しやすく、傷の治りも遅くなります。
血流障害があると…
  血液の流れが悪くなり、酸素や栄養が足先まで届かなくなります。

ささいな傷から重症化し、壊疽(足が腐る)や切断へとつながってしまうこともあるのです。

当院の前身である朝日生命糖尿病研究所附属丸の内病院が開院した1985年(昭和60年)頃の日本では、糖尿病の合併症で足を切断することがあるということなどは、あまり広く知られていませんでした。

フットケア(足の手入れ)が壊疽や切断の予防につながり、とても大切であると患者さんへ伝えるため、1989年(平成元年)に足外来を開設し患者さんの足の手入れを始めました。

現在日本では糖尿病とその予備軍を合わせて約2210万人いるといわれています。糖尿病の合併症である神経障害・腎症・網膜症・足壊疽の罹患率は年々増加し、医療費の増大を招いています。そのため対応策の一環として2008年春から、看護師が行う糖尿病足病変予防の指導やケアに保険が適応されるようになりました。

当院のフットケア相談室は、「傷があるから手当てをする、タコがあるからタコを削る」だけではなく、「どうしてそこに傷やタコができたのか、足病変を起こさないためにはどうしたらよいか」など生活の振り返りをおこない、大切な『足』を守る方法を患者さんと一緒に考えお手伝いするところです。

対象: 当院外来通院中の糖尿病患者さんで、主治医が必要と認めた方
実施曜日: 月〜木曜日(要予約)
担当: フットケアに関する専門の研修を受けた看護師
内容: 足の状態(皮膚、爪、神経障害・循環障害の程度など)の観察をおこないます。
その後、個別にフットケアの方法を説明、ケアを実施します。
必要な方には治療用靴の相談もおこないます。

 

フットケア相談室の様子

1. 患者さんと一緒に足の状態を観察します。
2. 必要に応じて洗面器に40℃のお湯をいれ足浴を5分〜10分間行い、丁寧に足を洗います。
3. 必要に応じて爪の手入れをおこない、自宅での手入れについてお話しします。ウオノメやタコのある場合はそれを削ります。
4. 適切な軟膏類を塗り、自宅での手入れの方法を説明します。
5. 必要に応じて靴の選び方などをアドバイスします。

「伸びた爪がユビにくい込み痛くて ・ ・ ・」と歩きにくそうに来院した患者さんの爪を切り、薬をつけました。靴を履いて一歩踏み出した時に患者さんが言いました。 『あれ ・ ・ ・痛くなくなった。あんた魔法使いみたいだね』と。少しだけ爪が陥入していても歩行困難になることがあります。それをかばって不自然な姿勢で歩き続けると、身体の他の部位にも悪影響をきたしてきます。

また、『ここにくると“ビタミン愛”がもらえるんだ』とおっしゃる患者さんもおります。「足に触れる」というスキンシップを通じて、より患者さんの身近な存在になり、糖尿病治療の意欲が継続できるよう支援しています。

足に関心を持ち、足の手入れの重要性を理解していただけるよう、これからも、お手伝いしていきたいと思います。