CRC室

CRC室

患者様の治験相談窓口として、CRC室では治験コーディネーター(CRC)3名が業務に従事しています。CRC (Clinical Research Coordinator)とは、治験コーディネーターの略称で20年ほど前に誕生した新しい医療職種です。当院は、いちはやく1998年から治験コーディネーター(CRC)を育成し、治験業務を円滑にすすめてまいりました。

業務のご紹介

治験は「ヒト」を対象とした試験ですので、非常に厳しいルールのもとに行われます。1997年、医薬品の臨床試験の実施の基準を定めた新GCP(Good Clinical Practice)省令の制定とともに、治験を取り巻く環境は大きく変わりました。一番の大きな特徴は、治験に参加してくださる患者様の人権と安全性の保護がより強化されたことです。そのために治験コーディネーター(CRC)という新しい医療職種が誕生しました。

治験コーディネーターは医師にも治験依頼者(医薬品開発メーカー)にも中立で、治験の信頼性、科学性、倫理性を担保するために業務遂行することが使命です。患者様の立場に立って、治験に関わる医師やコメディカルおよび治験依頼者等との間を調整し、治験が円滑に安全に行われるようにさまざまなサポートをしております。

新GCP制定後、現在までさまざまな治験を実施してまいりましたが、直近5年間では、糖尿病、高血圧症の新しい作用機序の臨床試験を25件実施し、261人の患者様にご協力いただいております。

治験にご協力いただく患者様を「創薬ボランティア」とお呼びし、体調確認の電話やメールをさせていただいたり、あるいはお話の機会を多く作ったり等コミュニケーションを大切にして、「創薬ボランティア」の皆さまから信頼をいただけるよう努めています。治験が終了しても、治験コーディネーターに声を掛けてくださったり、気軽に相談にいらしてくださったりと「創薬ボランティア」の方々と交流が続くことも多く、治験コーディネーターの励みになっています。

IRB(治験審査委員会)

臨床試験(治験)の実施が論理的、科学的、医学的に妥当なものかどうかを調査審議するために、朝日生命成人病研究所附属医院の院長(所長)が設置した委員会です。

委員は専門的知識を有する医療関係者、それ以外の領域の一般有識者、当院との利害関係を有しない職種の者で構成されており、公正で慎重、かつさまざまな角度からの活発な審議がなされています。

朝日生命成人病研究所附属医院治験審査委員会
設置者:院長(所長) 春日雅人
所在地:東京都中央区日本橋馬喰町2-2-6
代表電話:03-3639-5501

ご来院の皆さまへ

受診予約のご案内

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研究所代表電話

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