vol.008 2016年 11・12月
糖尿病週間は「あさひ健康まつり」に |
(公財)朝日生命成人病研究所附属医院 所長・院長 岩本 安彦 |
「第3回あさひ健康まつり in 日本橋」にご参集を!平成28年度の糖尿病週間の会期中に、当院では「第3回あさひ健康まつり in 日本橋」を開催します。当院の医師とメディカルスタッフが、来場される皆さんに糖尿病をはじめとする生活習慣病に関する知識を深めていただくよう準備を進めています。多くの方々のご参加をお待ちしています。(詳細は下記をご参照ください。) [終了しました] 「糖尿病予防キャンペーン東日本地区 in 栃木」ご報告 11月6日、日本糖尿病財団と日本糖尿病協会の共催による「平成28年度糖尿病予防キャンペーン東日本地区 in 栃木」が宇都宮市で開催されました。会場のとちぎ健康の森の講堂には、秋晴れの天候にも恵まれ、250名を超える参加者が集い、大盛況でした。 成人病関連学会のお知らせ
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あさひ健康まつり ならびに 糖尿病フットケア研究会 のご案内 |
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看護科・主査 (教育担当師長) 市來 祐里恵 |
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世界糖尿病デー と 全国糖尿病週間 11月14日は世界糖尿病デーで、今年は10周年となります。2016年のテーマは「糖尿病を見る目」(Eyes on diabetes)、糖尿病のスクリーニング検査を受ける必要性を全世界に呼びかけています。そして、シンボルとなっているのは「ブルーサークル」、ブルーは国連の旗の色、サークルは「団結」「生命」「健康」を意味しています。 「第3回あさひ健康まつり in 日本橋 ~生活習慣病を知ろう!~」開催のお知らせ 当院でも、11月17日(木)に糖尿病啓発イベント「第3回あさひ健康まつり in 日本橋」
を開催いたします。糖尿病だけでなく、糖尿病に深く関連する高血圧、脂質異常、肥満、メタボリックシンドロームなど生活習慣病に関心を持っていただきたいと、今年よりサブテーマを「生活習慣病を知ろう!」に変更いたしました。 日時:2016年11月17日(木) 14:30~18:30 [終了しました] 「第22回糖尿病フットケア研究会」のご案内12月10日(土)に『糖尿病フットケア研究会』が開催されます。医療従事者対象の研究会であり、糖尿病内科・形成外科・皮膚科・整形外科の医師、コメディカルなどフットケアに関わる様々な分野のスタッフが発表をし、意見交換が行われています。今回は、当院のフットケアに関しての話題提供を予定しておりますので、ふるってご参加くださいますようお願い申し上げます。
日時:2016年12月10日(土) 15:00~18:20 ☆ 昨年の「第2回あさひ健康まつり in 日本橋」の時の写真です↓ ☆ [追って更新します]
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糖尿病患者における超音波検査 ならびに 学会報告 |
生理検査室・チーフ 山本 美津代 |
糖尿病患者における超音波検査の種類と意義 超音波検査は診断装置の飛躍的な進歩により、様々な情報が得られる検査であることをご存知ですか?現在対象となる検査部位は、腹部、心臓、甲状腺、唾液腺、顎下腺、乳腺、泌尿器、生殖器、末梢血管、神経など多岐に渡ります。 一番の得意技は「数ミリ単位の情報をとらえること」 高血糖や高血圧、高脂血症などの生活習慣病や喫煙などによってひき起こされる動脈の粥状硬化の進行は様々です。定期的に動脈硬化の進行状態を把握しておくことは、脳梗塞や心筋梗塞を回避するために重要とされています。 非侵襲性だからできる「ちょっとした変化にもお気軽に」 2013年に発表された糖尿病と癌に関する委員会の報告によると、糖尿病では肝臓、膵臓、大腸をはじめ前立腺を除く全癌のリスクが高いといわれています。 自覚症状を感じにくいからこそ定期的に 糖尿病の患者さんは、糖尿病神経障害を合併している方も多く、身体に異常が起こっていても自覚症状を感じにくい場合があります。無痛性の心筋梗塞や狭心症などは良く知られていますが、通常であれば強い痛みを伴ってくるはずの、動脈の解離や瘤の形成、胆のう炎や腎結石といった場合でも、無症状や少しの違和感で済んでいる方もいます。 学会で世界各国の技師に伝える 2016年8月31日から9月4日までの5日間、IFBLS (International Federation of Biomedical Laboratory Science) 主催 32nd World Congress of Biomedical Laboratory Science が神戸で行われました。本学会は、加盟国33カ国で構成された検査技師の学会で、日本での学術大会開催は20年振りとなります。 |