vol.001 2015年 9・10月
『成人病News』創刊に寄せて |
(公財)朝日生命成人病研究所附属医院 所長・院長 岩本 安彦 |
『成人病News』創刊のご挨拶残暑お見舞い申し上げます。地球規模での異常気象により今夏は連日猛暑が続きましたが、皆様には如何お過ごしでしょうか。私が4月1日付で朝日生命成人病研究所の所長に就任して5ヶ月過ぎました。就任以来、当研究所としての新しい取り組みについて考えてまいりましたが、このたび、『成人病News』のスペースを当研究所のホームページ上に開設し、糖尿病をはじめとした成人病(生活習慣病)に関する様々な情報を発信し、成人病の予防、早期発見、早期治療、そして治療継続の重要性についてお伝えし、成人病のさまざまな合併症の発症を予防し、重症化の防止につなげていただくよう願っています。 『成人病News』でお伝えしたいこと 『成人病News』では、成人病に関するトピックス、新しい診断基準、新しい治療法、国内外の大規模スタディの報告、成人病研究所の診療内容、診療実績、療養指導・教育入院のご紹介など幅広い内容を発信いたします。 次号予告『成人病News』は2か月毎に発行(更新)いたします。第2号(11・12月号)には、「第50回日本成人病(生活習慣病)学会について」、「ADA、EASDのトピックスから」、「成人病研究所の療養指導、教育入院のすすめ」を掲載予定です。ご期待ください。 |
世界糖尿病デー |
診療部長・糖尿病代謝科 吉田 洋子 |
世界糖尿病デーとは 皆様は、世界糖尿病デーをご存知でしょうか。 世界糖尿病デーに関する当院の取り組み 当院でも昨年11月に、「第1回あさひ健康まつりin 日本橋 ~糖尿病を知ろう!~」を行いました。ポスター展示や無料検査体験の会場には、患者さんの他に近隣の一般の方が足を運んで下さいました。開催した木曜夕方という時間帯については、自営業の合間の時間でとてもよかったという意見もあれば、ランチタイムを希望する声もありました。 |
糖尿病と医療連携 |
医療連携部長・糖尿病代謝科 櫛山 暁史 |
地域連携の役割分担 みなさんこんにちは。地域の先生方、スタッフの方々にはいつもお世話になっております。医療連携部・糖尿病代謝科の櫛山です。今回私からは「地域連携に関するイベント、朝日生命成人病研究所の取り組み」についてお伝えしたいと思います。 地域連携に関するイベント1.区中央部(中央、千代田、港、文京、台東)医療連携検討会による区民講座・医療従事者研修が28年2月27日午後、慈恵医大にて開催されます。所属の区民の方はどなたでも参加できますので、医師会や区報及び朝日生命成人病研究所ホームページ・Facebookで日時・場所をご確認の上、奮ってご参加ください。 医療連携部(朝日生命成人病研究所ホームページ内) (*1) Twenty-year trend of increasing obesity in young patients with poorly controlled type 2 diabetes at first diagnosis in urban Japan. Kushiyama A, Yoshida Y, Kikuchi T, Suzawa N, Yamamoto M, Tanaka K, Okayasu M, Tahara T, Takao T, Onishi Y, Kawazu S. J Diabetes Investig. 2013 Nov 27;4(6):540-5. |